閑話休題(ものがたり創りの基礎、キャラクター創り編)
皆さんこんにちは、のけです。
はじめましての人ははじめまして。
このページを開いて下さりありがとうございます。
今回は私が趣味でやっているものがたりの創り方について。
発達障害はあまり関係ないかもしれませんが、これから何かものがたりを作りたい!漫画を書いてみたい!小説を書きたい!ゲームのシナリオ書いてみたい!などなど、そういう時にどうやって物語を作っていくかの私なりのアンサーブログになります。
昔から好きでよく妄想に耽ったりしていたのですが、私の脳内ではこういうものが溢れ出して、それで頭がいっぱいになっていることも少なくありません。それで仕事に支障が出たりすることもあり……(想像しすぎて仕事に頭を回せない)。
こんな風に頭が渋滞してるんだなぁ、とサラッと読んでもらえるような記事も目指していきたいです。ちょっと2つの読み方ができる文章というのは初めてなので、頑張ります!
1.ネタはそこら中にある!
まず物語を作る時に何が必要か?
ストーリーの大筋?舞台?登場人物?
当然全て必要になってきます。
そこで悩んだ時に使えるのがモチーフです。
例えばこの時期道端でお亡くなりになってるセミ。これで1つ考えてみるとしましょう。
セミは地上に出てきてから1週間の命。だから毎日必死で沢山鳴いて子孫を残そうとします。
ここでセミを主人公にするのに普通とは違うセミにしなければなりません。しかもお亡くなりになっていても話にならないので、
だけどそのセミは少し違った。神様のいたずらか、死んだと思ったらまた地上に出てきた1週間前に戻ってきているのだ。
と、生き返らせてみましょう。
そして2度目の死……夢かと思ったがまた1週間前に……。
セミのループの原因を探す旅が今、始まる!!
はい、すぐに登場人物と物語の導入ができましたね。
便宜上今回はセミだけにスポットを当てましたが、普段私の頭の中にはセミレベルで日常目につくものがモチーフになったキャラクターが多数存在します。それで頭がごちゃごちゃしてしまい、仕事に頭が使えなくなったりすることもあります。楽しいんですけどね。
そう考えるともしかして私頭使う仕事は向いてない……?
2.ネタが無ければ拝借しよう!
「そんなこと言われたって日常忙しすぎてそんな細かくなんでもないこと見てらんないよ」という方もいらっしゃるかもしれません。
そういう時は偉大なる先駆者様のお知恵をパク……ちょっと拝借しましょう。
例えとして今回は不思議の国のアリスを題材にしましょうか。
ある日アリスは外でうとうとしていると時計を持った白いうさぎが走って行くのを見かけます。不思議に思いアリスはこの白うさぎを追いかけますが、途中で穴に落ちてしまいます。
はい、これがふしぎの国のアリスの冒頭ですね。
それではこれを自分の物語に変えて行きましょう。そうですね……まず白うさぎはカットしましょう。ここが一緒だと最終的に「女王様に会う」という展開が一緒になってしまいますからね。
となると……うん、せっかくなのでさっき作ったセミを使いましょう。
不思議な力がかかっているからなのか、羽根が7色に輝くセミを見かけて好奇心で追いかけます。
そして追いかけた先で穴に落ちてしまいます。
そうですね……セミが生き返る能力を持っているのでここはアリスをバッサリ殺っちゃいましょう!
設定として、穴に落ちたアリスにはその衝撃で死んでもらいましょう。
穴には穴に入り込む強い風が吹いており、セミも巻き込まれて落ちてきてしまっていました。
セミが穴の底でどうしよう、と考えていたところに落ちてきてしまった少女。大きく、セミの脅威になる少女を見て離れようとするセミ。
しかし少女が何の動きもしなければただセミが穴を落ちただけ、アリスは無駄死にです。なのでアリスにも死んでても動ける、という属性をつけて、
すると少女が起き上がり「うーん、ここはどこかしら?」と辺りを見回します。そこで逃げようとしているセミを見つけます。「あ、セミさん、あなたもここに来ちゃったのね。ここを出るのに協力してくれないかしら?」。そしてセミは人間の言葉が分かることに驚きます。とりあえず敵意がないことが分かったのでセミとアリスは行動を共にし、なんとか穴からの脱出を図るのでした……。
……長くなりましたがバディものになっちゃいましたね。
そして他の人が書いた物語を見ても、「自分なりにアレンジするならこうかな?」とか思いっきりの二次創作だったりが浮かんで来ます。
当然頭の中はごちゃごちゃしてます。
3.思いついたらキャラの設定を練るべし
そうしたらここまでの導入で作ったキャラの設定を練りましょう。
そうですね……まずはセミから。
まずセミでは名前が可哀想なので何かお名前をつけてあげましょう。……と思いましたが「吾輩はセミである、名前はまだない」って感じでしょうかね?結局セミのままになっちゃいました。アリスも「セミさん」と呼んでるのもあってそれが1番しっくり来るんですよね。
そして先程の2で創作した内容から「羽根が7色に輝く」という見た目をしていることが分かります。
あとはどうしてそうなったのかの経歴があればバッチリです。(ここは物語の根幹に関わることなので読者には上手く隠してください。)
そうですね……まぁ、今回は分かりやすく「神様がセミに思考能力と時間があったら何を考えるのか興味が湧いてたまたまふと見えたところでお亡くなりになっていたセミに魔法をかけた」としましょう。
そうすると物語の終着点も自動的に決まります。
なんとかしてそんな神様の存在を知ること、です。(ループをやめてもらおうとするかとかそういう話はまた別の話になります。)
つまりセミの設定はこうです。
名前:セミ
見た目:羽根が7色に輝く珍しい見た目
目的:ループの原因を知ること
特徴:死んでも生き返ることができる(最初は1週間戻っていることに気が付かず、生き返っただけだと思っていたかもしれない)
原因は神様の気まぐれ
とまぁ、こんなところですかね。
アリスも似たような感じでキャラクターの設定が練れるのですが、ここでは割愛します。
ちなみに実際のセミは3週間から1ヶ月、土から出て生きてるそうで……1週間はかなり捏造です。
でもセミといえば1週間かなぁって思って世間的なイメージを優先させて頂きました。
本当はもっと色々書きたいことがあるのですが、長くなってしまったので、今回はキャラクター編としてここら辺でお別れしたいと思います。
ここまで読んでくださった皆さん。お疲れ様です。
どうもありがとうございました。
またどこかでお会いできたら嬉しいです。では。